らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

843. 親は応援してくれてます。

Scenario: 歌が好きなので、将来音楽大学に進学したいと思っている。担任の先生には、理系の大学をすすめられた。音楽大学は非常に競争率が高く、また就職も難しいのだ。先生に、「お父さん、お母さんは何ておっしゃってるの?」と聞かれたのでこう答えた。


「親は応援してくれてます。」



"My parents are supportive."



【ポイント】様々な応援の仕方の表現。


日本語で「応援する」という意味は、英語では様々な表現があります。使い方を整理します。(例はロングマンより。)


① "cheer"を使う


The spectators cheered him wildly.
観客たちは熱狂的に彼に声援を送った。


Cheer up! The worst is over.
元気出せよ!最悪の事態は抜け出したよ。(悲しみを和らげるニュアンスで使う。)


They gathered round the swimming pool and cheered her on.
彼らはプールのまわりに集まって彼女を応援した。



② "support"を使う。 (考えなどに賛成するニュアンスで使う。)


We need to support our teachers in their efforts to raise standards.
私たちはレベルを上げるよう頑張っている先生たちを応援することが必要だ。


Thanks to everyone who supported us throughout the trial.
その訴訟では私たちを応援してくださった皆さんにお礼申し上げます。


My boss was very supportive when I was ill.
私の上司は私が病気の時にとても理解を示してくれました。




③ "back"を使う。


government-backed loans
政府が支援しているローン


If I ask for more money, will you back me up?
もっとお金を出してほしいと頼んだら、応援してくれる?




④ "stand up for"を使う。  (人や物が強い反対にあっているときに使う。)


You were the only person who stood up for me at the meeting.
会議で私の見方になってくれたのはあなた一人だったわ。



⑤ "stand by"を使う。 
(特に誰かが困難な状況にある場合に使う。「何もせずに立っているだけ」という意味になるときがあるので注意。)


His wife stood by him during his years in prison.
彼の妻は彼が刑務所に入っている間も彼を支えていた。




⑥ "side with"を使う。
(気の毒だと思えるな状況で悩んでいる人を応援するニュアンスで使う。)


The jury often side with the defendant in these situations.
陪審員はこの状況では被告の側につく。




⑥ "encourage"を使う。  (背中を押しているニュアンスで使う。)


Dan encouraged Kate in her ambition to become a model.
ダンはケイトがモデルになりたいという気持ちを応援した。




どれか、使ってみたくなりましたか?


明日は、「それは最後の手段だよ。」です。
読んでね!



Englishラボのらぼでした。