らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

909. 物忘れがひどくてね。

Scenario: 高齢の母親は近頃、人の顔と名前を直ぐに忘れるようになったと嘆いている。こう言っているうちは、大丈夫だなと思った。



「物忘れがひどくてね。」




"I think I have a memory problem."



【ポイント】"problem"を健康について使う。


"problem"というと、「問題」という日本語が浮かびますね。


日本語の「問題」という言い方と同じく、英語の"problem"にも、大きく3通りの使い方があるので、それをまとめます。(例はロングマンを参照しています。)


① 厄介なことを引き起こす「問題」という使い方


She is older than me, but that isn’t really a problem.
彼女は私より年上だけど、そのことは何の問題でもない。


The problem of street crime is getting worse every year.
通りでの犯罪の問題は毎年悪くなっている。


I have a few problems with my car.
僕の車には少々問題があるんだ。


"issue"も「問題」という意味で使われますが、ロングマンには次のように使い方の説明をしています。(訳はらぼによるものです。) 

In writing, people sometimes prefer to use the word issue rather than problem, as it sounds more neutral and less negative:


ライティングでは"problem"よりも"issue"のほうがこのまれてつかわれることがあります。"issue"の方が深刻さが少なく、ネガティブな感じが弱く聞こえます。


the issue of race relations

例:人種に関わるような問題



② 健康や身体の一部にある「問題」という使い方


Does she have any health problems?
彼女どこか具合が悪いの?


I have back problem.
腰痛もちなんだ。


Many eldery people with hearing problems.
多くの高齢者は耳が遠いよ。


She has a weight problem.
彼女は体重に問題があるんだ。


Is this a sign of some kind of psychological problem?
これって精神を病んでるいうことの現れってことですか?



③ 答えを求めるために解く「問題」という使い方。


She gave us 20 mathematical problems to solve.
彼女は我々に20の数学の問題を与えた。



明日は、「こっちは自分で出来るよね。」です。 "yourself"を使わないで言ってみましょう。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。