らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

908. それ、続編?

Scenario: テレビを見ていると、『スターウォーズ』の予告編をやっていた。娘がやって来てこう聞いた。



「それ、続編?」




"That's a sequel?"



【ポイント】テレビ番組に関する英語。


"sequel"は、「続編」という意味です。


次のように使います。(ロングマンより)

She’s writing a sequel to her first novel.

彼女は初めての小説の続編を執筆中だ。


After the unexpected success of his first film, Rodriguez is making plans for a sequel.
初めての映画製作が予想外に成功して、ロドリゲスは続編を計画している


In the sequel, Whoopi will play a nun who helps a gospel choir in a city slum.
続編では、ウーピーがスラム街でゴスペル隊を助ける修道女を演じるんだ。


the sequel to 'Gone with the Wind'
「風と共に去りぬ」の続編





テレビ番組は、"Television program"ですが、"show"を使うこともあります。


"program"と"show"の違いは、


"program"がテレビやラジオの「番組」一般をさす一方、"show"は、"program"の中で次のような特徴があります。
   ⇓
a programme on television or the radio, especially an informal one in which people talk together, take part in a game etc
テレビやラジオの番組で、特に人が話したり、ゲームに参加したりしているもの

(ロングマンの定義より)


I watched the show.
その番組見たわ。


この例のように「番組」というときは、大抵"show"というといいと思います。


"talk show"  トークショー


"reality show" リアリティーショー (一般の人が参加して、筋書がない番組)


"game show" クイズ番組  ("quiz show"でもOKですが、実際は賞金を巡って対戦するものが多く、"game"の感覚だと思います。)




そのほか、テレビ番組に関する英語表現をあげてみました。


I watched the news.    
ニュース見ました。


"the news program"でもいいです。
CNNのような誰でも知っている番組なら、そのまま"I watched CNN."がいいです。
"broadcasting"は「報道」全般のことです。




I watched the drama.    
そのドラマ見ました。


ドラマの種類によって、前に形容詞を置きます。


例えば・・・


"a  historical drama"      歴史ドラマ


時代劇や、ヨーロッパの中世の貴族が出てくるようなものを、"a costume drama"ということがあります。


"an action drama"    アクションドラマ   "Action"だけでOK。
"a comedy drama"  コメディドラマ   "Comedy"だけでOK。
"a courtroom drama"  法定ドラマ


 "drama"でもいいですが、"story"を使っているものもあります。


"a detective story"
"a suspense story"


"fiction"が付くものもあります。(不可算です。)


"SF"(science fiction)
"political fiction" ("drama"の中に「大騒ぎ」という意味もあるので、「政治的騒ぎ」と誤解につながるのを避けたのでしょう。)





その他次のようなものがあります。


"sit com" (situation comedy) 
スタジオのセットで、観客を入れて行われるコメディ番組。


"soap opera"
同じメンバーで繰り広げられる日常や人間関係を描くドラマ
 


"a documentary" ドキュメンタリー(番組)  ("program"がつくことがあります。)





明日は、「物忘れがひどくてね。」です。 "forget"を使わないで表現してみます。


読んでね。



Englishラボのらぼでした。