らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

919. 全部サイズが4だわ。

Scenario: 友人とアウトレットに行った。素敵なパンツがあったのでサイズを見たら4だった。もう少し大きくないと履けないので、他のサイズを探した。友人も手伝って探してくれたのだが、こう言った。



「みんなサイズは4だね。」




"Everything's in a size 4."


【ポイント1】日本とアメリカでサイズ表示が違う。



日本のサイズ表示がアメリカと違うのでとまどうことがありますね。アメリカで服を買うときは、日本同様ブランドでも多少大きめとか小さめといった特徴があるので、試着するのが一番です。


Could you help me?
すみません。ちょっといいですか?


Can I try this on?
着てみてもいいですか?


What size are you?
サイズは何?


I’m not sure about my US size.
アメリカのサイズがよく分からないんです。


I’m a size 9 in Japan.
日本では9号なんだけどね。("a"が付きます。)


This dress is a size 12.
このドレスはサイズが12だわ。


Do you have a smaller / bigger one?
もうちょっと小さい/大きいのありますか?


Do you have this in small/medium/large?
これのS/M/Lサイズはありますか?
(※S/M/Lではなく、"small"、”medium"、"large"と言います。)


The shirts come in three sizes: small, medium, and large.
このシャツには3種類、S、M、Lがあります。


Do you have these pants in a size 12?
12のサイズのパンツ、ありますか?


A size 4 to 6 is a size small.
4 から 6 がSサイズよ。


I can be anywhere from a 4 to a 6.
私は4 から 6 までのどこか。


サイズ表記では、ブランドでも違いがあるので、試着するのが一番いいのですが、一般的な目安となるものをあげておきます。もっとも多いのが、日本は小さい方から5からスタートして、2つずつ上がっていき、アメリカは2から2つずつ上がっていくので、「アメリカのサイズは日本の〇号からマイナス3」と頭にいれておいたらいいと思います。例えば、サイズが9号の方なら、アメリカでは"size 6"ということです。


メンズのシャツやジャケット、コートなどは、日本ではS、M、L、XLと書かれているものが多いですが、それがアメリカだと、
34から始まって、2つずつ上がっていきます。


パンツは、日本では、センチで書いてある場合が多いですね。アメリカではインチです。
ご自分のサイズだけをチェックして、覚えておかれたらいいと思います。でも、サイズ表示にかかわらず試着することがいいですね。


アメリカ        日本
23                  58.4.
24                  61.0
25                  63.5
26            66.0   
27                  68.6
28     71.1
30                  76.2
32                  81,3
34                  86.4
36                  91,4
38                  96.5
40                 101.6
42                 106.7






【ポイント2】「メンズ」に対しては「レィディーズ」か?英語表記の問題。


「女性用」の服の場合、日本では普通、「レィディーズ」と言っていると思います。


「メンズ」は、"men's"で、"mens"ではありません。アポストロフィーは所有格を示します。"men"は、"man"の複数形なので、複数として"men"に"s"は付けられません。


正しい表記は、


"MEN'S"


となります。


これに対しては、


"WOMEN'S"


です。アメリカでは女性用はほとんどこれだと思います。


日本語の「レイディーズ」は、"ladies"か、"lady's"、複数の所有格の"ladies' "のどれかになりますが、いずれも"men's"に対応していません。しかし、高級ブランドによっては、"ladies' "を対応させているものがあります。


"ladies and gentlemen"と言われるように、"ladies"に対応する単語としては"gentlemen"です。
複数形の所有格は、複数形の"s"の右肩にアポストロフィーを付けます。"ladies' "です。


単数の所有格は、lady'sになります。


アポストロフィーについては、誤解がないので省略としてつけていないものもあります。しかし基本的には付けるべきものには付けた方がいいと思いますが、アルファベットや、数字の複数形は、最近はアポストロフィーが付いていないものが多いです。


3つのA
three A's / three As


1990年代
1990's  / 1900s


明日は、「彼の仕事ぶりは認めてるわ。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。