らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

970. ボクにまかせて。

Scenario:予約が必要なワクチン接種で、近所の一人暮らしの高齢者がどうすればいいのか途方に暮れいた。役所から通知は来たのだが、それをどうすればワクチンが受けられるのか分からない。とりあえず電話したというが一向につながらなかったという。そこで、私はこういった。


「ボクにまかせて。」



"I'm your solution."



【ポイント】色々な「俺に任せろ。」という言い方。


相手に「私に任せて。」と言う場合、何を任せるのか、どういう状況で任せるのかで言い方を選びましょう。


今日の"I'm your solution."は、「困っている人に代わって問題解決をしてあげる」という場合に使えます。


この他に8つ厳選しました。使えるシチュエーションを見ていきます。


① I'm (always)(here) for you.


相手の悩みを聞いてあげたり、励ましたりして、相手に感謝された場合に使います。
また、今でなくても将来何か合ったときに助ける準備ができているということを伝える場合にも使えます。"always"を入れると「いつでも言ってね。」といった感じで伝わります。


"for"には、「~のために」という意味もありますが、「賛成」や「味方」であることも表しています。

② Leave it to me.


"leave"は、「何かを放す」という感じなので、相手が何かをしていてうまく行かない場合、「それを放して私に渡して。」といった感じで伝わります。「私がやってみるわ。」とか、「私にやらせて。」という日本語表現にもなります。


また、相手が他にやらなければならないことがある場合、「後は私がやっておく」といった場合にも使えます。「わたしがやっておくから、どうぞ行って。」と言う感じです。


③ Let me do/try this.


相手ができなくて困っている。「自分もできるかどうか分からないけれどやってみる」という場合です。大抵自分はできると思っている場合に使います。


④ I can do this for you.


自分はできると分かっている場合、相手が困っていれば私がやります、といった場合です。
"for"は、「あなたのために」というより、「あなたに代わって」というニュアンスになります。


⑤ (You can) Count on me.


「~に頼る」「~をあてにする」という意味で、「人」ばかりでなく、「データ」などでも使えます。



⑥ Trust me. 


日本語表現では、「大丈夫、私を信用して。」というニュアンスと似ています。


「自分は誠実な人間なんだよ、間違ったことはしない/言わないよ。」ということです。


こう言われると、相手は反対に「本当にこの人、大丈夫かなあ・・・。」と思ってしまう場合があり、何の証拠もなく言うと、「なんでそういえるのかなあ。無責任だなあ。」という印象を与えてしまいます。ビジネスで使って結果的にうまくいかなかったら、一気に信用をなくします。



⑦ Rely on him.


"rely on"は「頼りにする」「頼る」という意味で、「自分」より、「他の誰か」に対して使うことが多いです。人以外にも使えます。


Many working women rely on their panrents to help take care of their children.

多くの働く女性は子供の世話を親に頼っている。


Many people rely on the Internet for news.
多くの人がニュースを見るのにインターネットに頼っている。



⑧ Turn to me.


「救い」、「助言」、「共感」を求めようとしてください


といったニュアンスです。「私に言ってね。」「何かあったら言うんだよ。」


といった感じになって、困っている人の力になろうという気持ちが伝わります。


I don’t know who to turn to.
誰を頼っていいのか分からないの。


クリスティーナ・アギレラの"I Turn To You"の動画を見れば、この言葉を使うシチュエーションがよく分かります。、



Christina Aguilera - I Turn To You (Official Music Video)



明日は、「はっきりしたら知らせるね。」です。"clear"は使わないでやります。
読んでね。



Englishラボのらぼでした。