らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

973. いいお天気ね。

Scenario: 今日は久しぶりに日傘がいらない日だ。友達と芝生に寝転がっていると寝てしまいそう。特に話すこともなく、ただこう言った。


「いいお天気ね。」



"This is nice weather we're having."



【ポイント1】「いい天気」とは?

「天気」は英語で"weather"です。 ("climate"は「気候」です。)


不可算で、単数で使います。


ロングマンに使い方で次のような説明があります。


Grammar

• You often say the weather:

The weather seems to be getting worse.

• You also often use weather with an adjective such as good or bad:

We had good weather all week.

Games are sometimes cancelled because of bad weather.

• Don’t use weather with ‘a’. ✗Don’t say: We had a good weather.



日本語を加えておきますね。


● "the weather"という使い方をすることが多い。

The weather seems to be getting worse. 
天気は悪くなるみたいよ。


● "weather"と、"good"や"bad"のような形容詞をつけることが多い。

We had good weather all week.
今週ずっといい天気だった。


Games are sometimes cancelled because of bad weather.
悪天候のため試合が中止になることがあります。


● "a"を付けてはいけない。
× We had a good weather. 



"weather"でなく、"day"なら、"a sunny day"のようにしてもいいです。"day"は数えられますから。


英語学習でよく使われる教材のひとつが、天気に関するものです。


It's sunny. ⇒ 晴れている
It's cloudy. ⇒ 曇っている
It's rainy. ⇒ 雨が降っている


などです。


「良い天気」の表現は、"good"、"nice"、"lovely"(イギリス英語に多い)が使われますが、これは、"sunny"という意味ではなく、


"not wet"


という意味です。傘を差さなくてもよい程度の細かい雨なら"good"に入ることもあるかもしれません。

We’ll go out if the weather is good.
天気が良ければ出かけよう。


"It's windy. "は「風が強い。」です。


"It's’(This is) nice weather for a picnic"と言えば、「ピクニックをするのにいい天気」というように限定されますから、挨拶だけでなく、自分の生活の中での会話として使えます。


さらに、This is nice weather we're having here."とすれば、今日のフレーズの画像のように、「この時間にこの場所でこうやって寝転がっているの気持ちいいね。」といった感じで、とても自然なフレーズとなります。


"we are having"と文法的には進行形にならないはずの"have"を進行形にしているのは、「限られた今という時間のこと」だからです。


"nice"が"beautiful"や"wonderful"、もしくは"perfect"になる場合もありますが、こうした単語は天気ばかりではなく「良いことが起こる」を指すことになることにもなるので、悲しいことがあった天気の良い日には使わないようにしましょう。


明日は、「息がつまりそう。」です。「密」な感じを出したいと思います。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。