らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1005. このソフトクリーム食べないなんて無理。

Scenariio: いつも行くコンビニでは、季節によって様々なソフトクリームを提供している。先週から「マロンクリームのソフト」になっている。「ダイエット中じゃないの?」と聞いた友人にひとこと。


「このソフトクリーム食べないなんて無理。」



"Who can resist this soft serve?"


【ポイント】"resist"を効果的に使おう。


"resist"という動詞の意味を「抵抗する」と覚えている人は多いと思います。しかしこの意味で使うより、次の意味で使う回数のほうがずっと多いのです。ロングマンでもまずこの意味の定義が載っています。例文とともに見ていきます。


 to stop yourself from having something that you like very much or doing something that you want to do
大好きなものを食べるのを止める、あるいはしたいことをするのを止めること

I just can’t resist chocolate.
チョコレートを食べるのをやめられない


She can never resist buying new shoes.
彼女はつい新しい靴を買ってしまう


It’s hard to resist an invitation like that.
そのような招待をされれば行かないわけにはいかない


She resisted the temptation to laugh.
彼女は笑いたい衝動を抑えた


They only wanted 3 dollars for it, so how could I resist?
たった3ドルよ。買うでしょ普通




【ポイント2】"Who can ~?"は、「誰もできない」ということ。


「誰が~できるの?」で伝えたいことは、「誰もできないでしょ。」ということです。修辞疑問文といいます。日本語でも同じような使い方をしますね。


Whoで始まる修辞疑問文でよく使われるものを3つ厳選しました。


Who knows? 
「誰が知ってるっていうの?」→ 「誰も知らないでしょ。」


Who cares?
「だれが気にするの?」 → 「誰も気にしないよ。」 →「かまうもんか。」


Who believes your story?  
「だれがあなたの話を信じるの?」→「誰も信じないよ。」



【ポイント3】「ソフトクリーム」は和製英語。



"soft serve ice cream"です。"soft-served"(柔らかい状態で提供されている)と書いてあるのをみたことがありますが、今はハイフンなしで、ice creamもとってしまって、受動態もやめて、ただ無冠詞の"soft serve"だけで、日本語の「ソフトクリーム」という意味になっているようです。



明日は、「おばあちゃんは口を出さない方がいいわよ。」です。短く言う方法があります。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。