1022. やっとなじめました。
Scenario: 配置換えでここに来て半年。最初は全く分からないことばかりで、同僚との話にも付いていけなかったが、最近やっとこう言えるようになった。
「やっとなじめましたよ。」
"I finally felt like I belonged."
【ポイント1】"belong to ~"だけではない"belong"の使い方。
"belong"という動詞は、語法のテストによく出される動詞です。
次のような特徴があるからです。
● 自動詞の用法しかない。(直接目的語を置くことはできない。)
● 進行形で使えない。
● "belonging"にすると、可算名詞となり「持ち物/身の回りの品」という意味になる。
"belong to ~"という形でよく出てくると思われている"belong"ですが、今日のブログでは、もっと広い使い方があるので、それを見ていきます。
まず、"belong to ~"の復習からです。
大きく2つの意味を表します。
① 所有を表す。
The book belongs to Dan.
その本はダンのものだよ。
② 所属/関係を表す。
He belongs to the golf club.
彼はゴルフクラブに属しています。
cars that belong to a different era
異なる年代の車
"belong to ~"以外の使い方を見ていきます。
① 存在場所を付けて使う。(副詞や場所を表す前置詞を付ける。)
That lamp belongs on the desk.
そのランプはその机の上に置くのよ。
That chair belongs here.
その椅子はここに置きます。
② 「なじむ」、「落ち着く」という意味で使う。
ロングマンに次のような説明があります。
if you feel you belong in a place or situation, you feel happy and comfortable in it, because you have the same interests and ideas as other people
人がある場所、またはある状況に"belong"していると感じるというのは、他の人と同じ興味や考え方を持っているので、そこにいると幸せを感じたり心地よく感じたりするということである
この意味だと、日常生活でもっと広く"belong"が使えますね。
例
I worked there for five years but never really felt I belonged.
私は5年間そこで働いたが一度もなじんだ感じがしなかった。
【ポイント2】"feel like ~ "の2通りのとらえ方。
日本語で、「~のような気分」という表現は次の2通りの意味があります。
① ~したい気分だ
I feel like (having) another drink.
もう一杯飲みたい気分だ。
② まるで~のような気分だ
※ "feel as if ~" が口語的に変化したもの。
I felt like I’d (=I had ) really achieved something.
まるで何かを成し遂げたかのような気分だった。
明日は、「いつもの私はこんなんじゃない。」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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