らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1074. このこと誰かにバラしたら、ただじゃおかないからね。

Scenario: 宝くじが当たった!車を買ったり、家を建てる計画を立てていることを親友に抱け打ち明けた。最後にこう言って・・・。


「このこと誰借りバラしたら、ただじゃおかないからね。」



"If anyone finds out about this, I'm afraid I'll have to kill you."


【ポイント1】"I'm afraid"の使い方。

"I think"の代わりに使う"I'm afraid"は、口語として次のような場合に使います。


相手に伝える内容が、相手を・・・


● 心配させることになるかもしれない


● 困らせることになるかもしれない  


● 怒らせることになるかもしれない


● 落胆させることになるかもしれない


場合です。


使い方の例をいくつかあげておきますね。(ロングマン、マクミランを参考にしています。)


That’s the most we can offer you, I’m afraid.
それで精一杯なんです。すみません。(交渉ごとの場合)


I’m afraid you’ve come to the wrong address.
住所をお間違えになっていると思いますよ。


"Is she very ill?" "I’m afraid so "
「彼女かなり悪いの?」「そうみたいね。


"Did you see the movie?"  "I’m afraid not."
「その映画、見た?」  「ごめん、見てない。」


 I’m afraid that I can’t accept this job.
すみません、この仕事は引き受けられません。


 I’m afraid to say I found the book very dull.
悪いけど、その本はすごく退屈。



どの例でも、内容を「やんわり伝えている」ところが共通しています。
今日のフレーズは後にキツい表現をしているので、それを少し和らげている感じがします。
日本語で表現するときには、「~と思う」という表現をしないことが多いです。




【ポイント2】日常生活で相手に使う"kill"は本当に"kill"しない。


意味を誇張して、"kill"を比喩的に用いる口語の使い方です。


「すごく怒らせる」、「すごく不快にさせる」、「すごく辛い思いをさせる」ということです。


次のように使います。


Mom will kill me if I’m late.
遅れたらママにすごく怒られる


Those stairs kill me every time!

いつもこの階段で辛い思いをするのよ。


It kills me to see him working so hard.
彼が一生懸命働いてるのを見るのがすごく辛いの。


I’ve walked miles and my feet are killing me.
何マイルも歩いたから足がすごく痛いわ。



ここで問題です!


ある質問をして、相手が"I'm afraid"を使う会話を考えて作ってみてください。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「1日でこんなに差が出るなんて・・・。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。