らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1146. 大体想像つくよ。

Scenario: 今度新しくうちの学校の校長になった人は、民間の会社の社長だった人だ。経営手腕を買われて、うちの学校運営に改革をもたらすと期待されている人だ。校則から時間割まで、かなり以前とは違うスタイルになり、その変化に教員はかなりとまどいを感じている。そのことを彼を良く知る人がこう言っていた。


「大体想像つくよ。」



"I get the picture."



【ポイント】「写真撮りました。」ではない、"I get the picture."


今日のフレーズは、"a picture"ではなく、"the picture"です。


"picture"には、「写真」や「絵」の他に次のような意味があります。(ロングマンより)


 [singular] the general situation in a place, organization etc
単数で用いる。
ある場所や組織などの大体の状態。


"get the picture"は、この意味で用いる場合です。 


非公式な言い方で、"to understand a situation"(ある状態を理解すること)です。
(定義では、"a situation"となっていますが、会話で使う場合、話しの流れでその状態が特定のものとしてとらえられるので、"the situation"となります。)


例 (ロングマンより)


You’ve said enough. I get the picture.
もう言うのはそのくらいでいいよ。大体の話は見えてるから。


 Oh, I get the picture. You're in love with Mike, aren't you?
あ、分かったわ。マイクのこと好きなんでしょ。


"He is difficult, you know what I mean." "OK, I get the picture."
「彼、手に負えないのよ。分かるでしょ。」 「うん、大体想像つく。」




"I get the picture."が出てくる会話を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「今、いい?」です。"Do you have a sec?"だけじゃつまんない。。。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。