らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1176. だと思ったよ。

Scenario: 将棋の対極で数多くの最年少記録を達成した藤井竜王がランキング戦で史上初の5期連続ランキング戦優勝を果たした、とニュースで言っていたので、それを夫に話すとこう言った。

「だと思ったよ。」



"I'm not surprised."



【ポイント1】形容詞としての過去分詞。


今日のフレーズの"I'm not surprised."は、そのまま日本語に置き換えると"surprise"が「驚かせる」という意味なので、


「私は驚かされてはいない。」


になりそうですが、日本語の会話の中では実際にこのような言い方はしません。そして、


"You surprised me!"


と言うと、日本語では、


「あなたは私を驚かせた!」ではなく、


「びっくりしたー!


になります。突然相手が目の前に現れたときなどに使います。そのときは、
"I'm surprised!"とは言いません。


受動態で使われる過去分詞は、「形容詞」として使われ、辞書にも形容詞として記載されることが多いです。


"I'm excited."  「うれしー!」
"I'm tired."             「疲れた-。」
"I'm worried."  「心配だな。」         


もそうです。



【ポイント2】日本語に置き換えないで使える簡単な表現。


今日の表現の、"I'm not surprised."で伝えたいのは、日本語では次のような表現で表すことができます。


驚かないね。
当然だよ。
当たり前だろ。
そうだろうね。
さすがだな。
だよねー。



「(今はそうではないけれど)そうなったとしても、自分は驚かないけどね。」といった感じを付けようと思えば、


I wouldn't be surprised.


と仮定法を使うといいです。日本語表現では、"I'm not surprised."と同じで大丈夫す。


例(ロングマンを参照しています。)


"Do you think they'll get married?" "I wouldn't be surprised."
「彼ら結婚すると思う?」「してもおかしくないね。」


 I wouldn't be surprised if some of the top executives lose their jobs.
トップの何人かがクビになっても当然だと思うよ。」




"I'm not surprised."、もしくは、"I wouldn't be surprised."を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「彼女はすごく細かいところまで注意していて、丁寧に仕事をするんだ。」です。
こんな長い日本語が一語で言えちゃうんです。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。