らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1191. 私の耳には音楽に聞こえない。

Scenario: 中学生になって、吹奏楽クラブに入った娘はクラリネット担当になり、毎日家でも吹いている。何かの曲を練習しているようなのだが、毎日こう思ってしまう。


「私の耳には音楽に聞こえないわ。」



"Not exactly music to my ears."



【ポイント】"not exactly"の使い方をマスターしよう。。


"not exactly"は、口語で使います。


3つのパターンをマクミランを参考にしてまとめました。


① 「ちょっと違う。」と言うときに使う。


It’s not exactly a novel, more an extended short story.
小説とはちょっと違うかな。どちらかと言えば短編の延長って感じ。



② 相手が言ったことに対して、「必ずしもそうではない。」という返答として使う。

‘You hate Lee, don’t you?’ ‘Not exactly. I just think he’s a bit annoying, that’s all.’
「リーのこと嫌いだよね。」「そうでもないわ。ちょっとウザイと思うけど、それだけのことよ。」



③ ユーモラスな感じで、全く違うということを伝えるときに使う。(普通"be動詞"の後で使う。)



今日のフレーズの使い方がこれです。


$300,000 for a picture is not exactly cheap.
一枚の絵に30万ドルって全然安くないじゃん。


I wouldn’t bother asking Dave – he’s not exactly Einstein (=he is stupid).
デイブにわざわざ聞こうと思わないね。アインシュタインじゃ全然ないんだしさ。



"not exactly"を使って、会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「こちらこそ。」を1語で言ってみます。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。