らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1194. 納得できません。

Scenario : 通販では健康やダイエットのサプリメントが多くて、その効果を見せるCMを見るとつい試したくなる。自分の場合、今までも色々試したがすべて効果なし。一時的に減量できてもすぐにリバウンドしてしまう。今日はある有名人が、毎日一粒飲むだけで体脂肪が10キロ落ちたと、その効能を話していたが、さすがにこう思った。


「納得できません。」



"I'm not convinced."



【ポイント】「納得させる」と「説得する」は同じか?


"convince"という単語は、[kənvíns](コンヴィンス)で「ヴィ」のところにアクセントがあります。


"convince"の類義語に"persuade"があります。


日本語では、「納得させる」と「説得する」の違いが"convince"と"persuade"の違いに似ていると思います。


"convince"と"persuade"の定義を見てみます。(ロングマンより。)


"convince"
to make someone feel certain that something is true
何かが正しいと確信を持たせること


"convince"+人+(that) SV~
"convince"+人+of ~



I tried to convince my company's president that these ideas were viable.
私は社長にこのアイデアは実行可能だということを納得させようとした。


The officials tried to convince us of the safety of the nuclear reactors.
役人たちは原子炉の安全性を私たちに納得させようとした。


似た意味をもつ単語に"persuade"があります。


"persuade"  [pərswéid] (パースウェイドゥ ) ( [ei]のところにアクセントがあります。)
to make someone decide to do something, especially by giving them reasons why they should do it, or asking them many times to do it
人を説得して何かをするよう決めさせること。特にそのために、そうすべき理由を言ったり、何回も頼んだりする場合に使う。


"persuade"+人+(that) SV~
"persuade"+人+to do



She’ll forgive me back if I can
persuade her that I’ve changed.
私は変わったのだと彼女を説得できれば、彼女は私を許すだろう。


I finally persuaded her to go out for a drink with me.
私はついに彼女を説得して一緒に飲みにでかけることができた。



今日のフレーズは、受動態の形になっています。"be動詞"のあとなので、この過去分詞は、「納得している」という形容詞だととらえてもいいと思います。


"I'm convinced." → 「私は納得させられた。」→ 「納得です。」


この言い方は、日本語では、「説得です。」とは言わないですね。(^_^)




"convince"、または、"convinced"を使って短文や会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「まだ未練があるみたいね。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。