らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1210. そういう問題じゃないでしょ。

Scenario: 子供が生まれてから、家事も子育ても夫婦二人で平等にするということを決めていた。ところが夫がそれを守ったのは、ほんの1ヶ月だけ。子供が夜泣いたとき、いつも起きるのは私になっている。今夜は夫にやってもらおうと思って起こすと、「僕じゃなかなか泣き止まないんだよ。」と言ったので、こう言った。


「そういう問題じゃないでしょ。」



"That's not the point."



【ポイント1】英語での"point"の使い方。


「ポイント」という言葉は日本語でもよく使いますが、今日のブログでは、英語では実際どういう場合に"point"をどのように使っているのか、まとめてみたいと思います。
(例文はロングマンを参照しています。)


① 「事実」、「考え」、「意見」という意味。


That’s a very interesting point.
それはとても興味深い指摘ですね。


All right, point taken – I should have asked you first.
わかった、君の言う通りだよ。君に真っ先に尋ねればよかったよ。


She made some extremely good points.
彼女はいくつか非常に良い指摘をしましたね。



② 「重要な点」という意味。("the point"という形で使う。)


The point is, at least we’re all safely back home.
重要なのは、少なくとも我々は全員無事で帰宅したということさ。


He shouldn't have done this, but that’s not the point.
彼はこれをすべきじゃなかったけれど、そこが問題じゃない

I think you’ve missed the point.

重要な点をわかってないなー。


Get to the point.
はっきり言えよ。
要件を言えよ。



③ 「目的」、「~のためのもの」、「意味」という意味。


What’s the point of this meeting anyway?
そもそもこの集まり、何の意味があるの


There’s no point in worrying.
心配したって何にもならない


I didn’t see the point in moving to London.
ロンドンに引っ越すって何のためなのか分からなかった。



④ 「時間や場所のある特定の点」という意味。


She got to the point where she could not take any more.
彼女はそれ以上我慢できないところに来た



"point"を使って、会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「これから社長にお目にかかることになってまして。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。