らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1207. あまり構ってあげられなくてごめんね。

Scenario: 結婚した娘に子供ができ、それを機会に娘は会社をやめて、時間の融通がきいて、子育て支援に力を入れている会社に転職した。現在は子育て中心の生活をしている。娘が「私の子供には、私のように寂しい思いをさせたくないから。」と言ったので、こう言った。


「ごめんね、あまり構ってあげられなくて。。。」



"I'm sorry for not being more involved."



【ポイント1】"be involved"を使って表現できること。



"involve"は、"get/be involved"の形でよく使われます。"involve"は他動詞で、"get/be involved"が自動詞と考えてもいいと思います。どちらも「(~に)関わる」という意味が基本になります。特に「人が~に関わる」という意味では、"get/be involved (in~)"がよく使われます。

"in"の代わりに"with"を使うことがありますが、かなり深い人間関係(時に性的な関係)を意味することがあります。


ロングマンでは、"Someone is involved in something(もの)"となっていますが、「もの(something)」は、"the event"など、人が関わっているものが多く、その流れがはっきりしていれば"the event"などの代わりに「人」をもってきても構わないと思います。


"be/get involved in"を使った例は次のようなものです。

He is involved in the family business.
彼は家族経営に関わっている。

Don’t get involved in their problems.

彼らの問題に首を突っ込むんじゃない。


More than 30 software firms were involved in the project.
30以上のソフトウェア会社がそのプロジェクトに参加していた


I don’t want to get involved in the argument about who is to blame.
誰が悪いのかと言ったような言い合いに関与したくない。



【ポイント2】動名詞の前に置く意味上の主語や"not"。


"Thank you for your understanding."
ご理解いただいて有難うございます。


でも分かるように、動名詞の表す動作を行う人は所有格を使って動名詞の前に置きます。


所有格ですから、名詞の場合はアポストロフィー+"s"を付けることになります。しかし、口語では名詞をそのまま置くのが普通です。


次の例文はどれもOKです。


「彼(あなたのお兄さん)がその試験に合格したことを誇りに思っている。」

①I'm proud of his passing the exam..
②I'm proud of him passing the exam.
③I'm proud of your brother('s) passing the exam.


ただし、会話文で、"be proud of"のように、前置詞の後に続く場合は、代名詞は目的格(ここでは"him")になることが多く、"your brother's"は、"your brother"のように所有格を表すアポストロフィー+"s"がとれることが多いです。


動名詞の表す動詞の意味を否定するときは、前に"not"を置きます。 


Many people agreed on the idea of not going abroad because of the COVID-19 outbreak.
COVID-19の発生を理由に海外に行かないという意見に賛同する人が多かった。



動名詞に"not"や意味上の主語がついた例文や会話文を考えてみましょう。
思いついたらコメント欄で送ってね。


明日は、「またそのうち会いましょう。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。