らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1234. ウソついたらわかるからね。

Scenario: 友人が体重を減らしたいと言っている。「甘いもの食べるのやめたら?」と言うと、「それはない。(→1224)」と言ったので、私が行っているジムを紹介した。しばらくしてその友人に道でばったり会ったのだが、全く体重が減った感じではない。「ジム行ってる?」と聞くと、「行ってるよ。」とは言っているが・・・。


「ウソついたらわかるからね。」



"I can tell when you're lying."



【ポイント1】「~したら」に"if"ではなく、"when"も使える。


"if"は「もし~なら」で、"when"は「~のとき」と覚えていると思います。
確かに「~したら」という日本語表現には、"if"を使う方が多いのですが、実は"when"のほうがいいという場合があります。


逆に、"when"が出てきたとき、実際日本語で「~する時に」という言い方はあまりしません。ほとんどが「~したら」です。


例えば、


「用意ができたら教えてね。」   → Let me know when you are ready.
「彼が来たら出かけよう。」  → Let’s go out when he comes.
「大きくなったら何になりたい?」→ What would you like to be when you grow up?


といった場合の「~したら」という表現です。


これらの「用意ができている」、「晴れる」、「大きくなる」のように、将来かなり確実に起こることでを言うときは、"if"ではなく、"when"を使いましょう。


「もし」をつけてみて不自然でなければ、"if"を使っても大丈夫です。


例えば、
「もっとしっかり勉強しないと、落ちるぞ。」→「もししっかり勉強しなければ、落ちるぞ。」

"If you don't work harder, you will fail."


のように。


”when"でも、"if"でもいい場合もありますから、「~したら」という日本語は、"when"を使って言うこともある、と考えるといいと思います。




【ポイント2】"tell"の意味を広げよう。


昨日のブログのフレーズで、


"~tells a lot"がありました。そのときの"tell"は、実際に「話す」ではなく、「分かる」、または、「情報を与える」いうニュアンスです。


例 (ロングマンより)


The light tells you when the machine is ready.
ライトがついたら、機械の準備ができたということだよ。


What do these fossils tell us about climate change? 
気候変動についてこの化石から何が分かるの?


The moment he walked in, I could tell that things were not going well.
彼が入って来てすぐ、うまくいってないなと分かった


It’s hard to tell how long the job will take.
その仕事はどのくらいかかるのか分かりません。



日本語にすると、「~したら」という表現になるような文を、"when"や"if"を適切に使って、短文や会話で表現してみてください。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「オフィスで待機してます。」です。
読んでね。


Englishラボのらぼでした。