らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1278. 留年せずに卒業したよ。

Scenario: アメリカの大学は、入りやすいけれど入ってからが大変。容赦なく留年させられるし、学費が払えなくて休学したり、退学したりする学生も多いらしい。高校を卒業してアメリカの大学に入った友人が、こう言っていた。


「オレは留年せずに卒業したよ。」




"I graduated on time."



【ポイント】「留年せずに」をどう表現するか?


まず、"without"を使おうと思いますよね。


「~しないで」だから、"without ~ing"を使う。


すると、


「留年する」という表現が必要です。


stay/ remain in the same class for another year
stay in school for another year
repeat a school year
repeat the same year


を使ってもいいですが、"graduate"を使うのですから、「学校」のことだと分かっていて、大学なら4年で卒業するのが通常です。
すると、次の2語と"graduate"を一緒に使えば、「4年で卒業した」、「留年せずに卒業した」ということが伝わります。



"on time"


です。


"on time"とは・・・?(ロングマンを見ます。)


on time
at the correct time or the time that was arranged
正しい時間に、あるいは決められた時間に


という意味です。


Jack was worried about whether he’d be able to get there on time.
ジャックは時間通りにそこに着けるかどうか心配していた。


"time"の前の前置詞の使い方に注意しましょう。


"on time"
He arrived on time.
彼は時間通りに着いた。


"in time"
He arrived in time for supper.
夕飯に間に合うように着いた。



”on time"、もしくは"in time"を使って、短文や会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「ここでは、退屈することがないよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。