らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

143. すごいお料理ね、お手製のものばっかりで!

Scenario:
お料理が得意な友人が、子供のために誕生日パーティーを開くというので、ウチの娘も招待され、私はちょっと早めにお手伝いに行った。するともうすっかりお料理はできあがっていて、しかもすべてお手製!思わずこう言った。。。


「すごいお料理ね、お手製のものばっかり!」




"It's such a treat to have a home-made meal like this!"


【ポイント】「すごい」という強調に"such a "を使う。


"such"というと「そのような」という日本語で覚える場合が多いですが、普通は、"such a beautiful day"のように、形容詞が入っていることが多いです。


ちょっとここで、"so"と"very"の違いについて触れておきますね。


「彼はとても正直な人。」は・・・
○ He is a very honest man.
× He is a so honest man.
○ He is so honest.
○ He is very honest.


もともと、
veryは新しい情報を伝えるときに客観的に言うときに使うものです。
「彼はとても正直な人です。」→ (あ、そうなんですね・・・。)


ですから、彼の性質の説明をして、完結です。


He is so honest. は、very よりも口語的、つまり感情が入っています。
「すっごく正直なんだよね。」 → (そうだよねー。)



「とても正直な人」と言う場合、


英語では、"He is a so honest man."とは言えません。"so honest" の結びつきが強く、"a"
は、"man"に引っ張られて、
"He is so honest a man."となります。
しかし、口語では、この形があまり使われず、"such"が使われて、


He is such a honest man.   


となります。


会話をしている両者の間で、「正直」なことを話していると分かっているから"honest"を省略することがあります。

He is such a man. 


日本語で「そういうヤツだからさ。」で通じる感覚です。


ちょっとしたことでキャーキャー喜んで飛びついてくる女の子にひと言・・・
"Such a girl...."
と言ってた人がいました。


Englishラボのらぼでした。