らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

147. バレたのね。。。

Scenario: 実は海外勤務が決まった。以前から希望していたのでとてもやる気になっている。今付き合っている人がいるのだが、なかなか会えなくなるので、がっかりするかもしれない。しばらく黙っているつもりだったが、同僚が彼に話してしまい、ちょっと気まずくなっている。友人に話したら。。。。


「バレたのね。。。」




He knows.


【ポイント】日本語は、「バレた」でも「バレてる」でも同じこと。時制は英語のほうが明瞭。


英語と日本語の一番の違いは、英語のほうが時制がはっきりしているということです。つまり英語で現在形を使うと、「現在の状態」のことを言い、過去形を使うと「過去に起こったこと」を言っているということです。


因みに現在完了形は、「過去のある時から現在に至るまでのこと」を言います。


I wanted this a week ago.   一週間前は欲しかった。(今はいらない、かもしれない)
I want this.                        これ、欲しい。(今欲しい。)
I've wanted this.      これ欲しかった。(ずっと欲しいと思っていた。手に入れたかどうかはわからない。)


He knows (that).      彼は知ってる。分かってる。
He knew (that).       彼は知っていた。(あのとき分かっていた。/  予測できていた。)


日本語で、表現すると、
「彼にバレてる」
「彼にバレた」
どちらでも、現在の状態を伝えています。
「彼にバレる」は日本語を見ると、動詞は現在形のようですが、実際には未来の内容なので、英語表現では来形を使わなければなりません。


He has known (that).   は、過去から現在に至るまで「ずっと知っている状態」で、日本語では、「知ってる、分かってる、知ってた、分かってた」のどれでもいいでしょうね。


そひてこれが、
"I know."だと、「知ってる。」「分かってる。」
"I knew."だと、「知ってた。」「分かってた。」となり、
"I knew it!"は、「やっぱりね!」という日本語表現がピッタリです。
"know"は、自動詞、他動詞のどちらもあるので、目的語はつけてもつけなくても使えます。


Englishラボのらぼです。