らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

148. 根気よくやんなさい。

Scenario: 今年は高校三年生の担任をしている。私立大学の付属高校なので、直系の大学に進学するのは、面接のみだ。しかし、一部レベルが高い難関の国立大学をめざす生徒がいる。とても狭き門なので、受験シーズンが近づいて合格可能性がC判定だったりすると、さっさとあきらめて挑戦しようとしない。まだチャンスはあるのに。。。・。ご両親との面接でもこう言った。


「生徒には、あきらめず粘り強くやりなさいと言っております。」



"I tell my students to be dogged."



【ポイント】動物を比喩的に使って表現する。


犬はなかなかあきらめず、つきまとう性質があるので、その様子を"dog"の形容詞、"dogged"を使って表現します。ここでは、be動詞のあとの叙述用法で出てきていますが、"dogged determination"(確固たる決意)のように限定用法で使われることが多いようです。


動物の持つ特徴を比喩的に使って表現するとイメージが広がります。
いくつか例をあげます。

She eats like a horse.              彼女は大食漢だ。 
He is a lone wolf.                       彼は一匹オオカミだ。
Don't be chicken.                        ビビるな。
I'm going to take a catnap.                              ちょっと一眠りするわね。
He is a black sheep.                                         彼は厄介者なんだ。
I was working like a dog.                                一生懸命働いた。

She made a beeline for the bathroom.    彼女は一目散にトイレに駆け込んだ。




Englishラボのらぼです。