らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

156. 山田太郎様というお名前では貸付けはございません。

Scenario:  今日、突然未返済のローンがあり、今月末までに支払うようにという葉書が来た。身に覚えがないので、銀行に確かめに行った。そしたらこう言われたので、ほっとした。あやうく詐欺に引っかかるところだった。。。


「山田太郎様というお名前では貸付けはございません。」



"There's no loans to a Taro Yamada."


【ポイント】人の名前に不定冠詞の"a"がつくことがある。


この使い方は、窓口や会社などの受付でよく使われます。


A Jorge Smith is here.    ジョージ・スミスという方がいらっしゃってます。


日本語の表現としては、「~という方(人)」の他に、
「~という名前の方(人)」
「~だとおっしゃっている方」
などがあります。


アポイントメントがあって、本人だと確認できればそのままの名前で大丈夫ですが、事前連絡なしに現れて、「~に会いたい」と言われたときは、本人かどうか確認できない限り「~さんが」ではなく、「~というかた」という言い方をしますね。その「という」部分が英語では、"a"だけで表現するというわけです。


今日の例文では、あくまで「名前だけで見る限り」といった感じです。


Englishラボのらぼでした。