らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1401. この地域は洪水の危険性アリだな。

Scenario: 子供が生まれるのをきっかけに、家を建てることにした。手頃な値段で駅や学校に近く、買い物も便利という物件を見つけたのだが、近くに川があることに気付いた。こういってその物件はやめることにした。


「この地域は洪水の危険性アリだよ。」




"This area is prone to floods."



【ポイント】"prone"の使い方。


"prone"は、[próun](プロウン)と発音する形容詞です。


日本語で、「~しやすい」、「~の傾向がある」、「~が多い」、「~の癖がある」といった表現が多いですが、特徴は「良くないこと」に使うということです。名詞の後に付けて、一語で"~-prone"と使うこともできます。
人、もののどちらも主語にすることができます。


使い方


"be prone to ~"の形で使う


"prone"は形容詞なので、動詞は"have"ではなく、"be"を使います。
現在形、過去形、完了形が使えます。


"to"の後は、名詞、動名詞 ("to"を前置詞として使う)を置きます。
または
"to"を不定詞として使って後ろに動詞の原形を置く場合もあります。


例 (ロングマンより)


Some plants are very prone to disease.
非常に病気になりやすい植物もある。


I'm prone to gain weight.
私は太りやすい体質なんです。


Kids are all prone to eat junk food.
子供たちは皆、ジャンクフードを食べがちです。


The Tennessee river was prone to destructive floods.
テネシー河は破壊的な洪水を起こすことが多かった。


The coastal region is prone to earthquakes.
沿岸地域は地震が多い



"be ~-prone"の形で使う。


"prone"の前に、名詞(良くない意味のもの)を置いて、ハイフンでつなぎ、一つの形容詞をつくることができます。


He’s always been accident / injury-prone.
彼はいつも事故を起こしやすい。/ ケガをしやすい


He's an injury-prone baseball player.
彼はよく怪我に見舞われる野球選手だ。


The coastal region is earthquake-prone.
沿岸部は地震の多い地域です。



"prone"を使って短文や会話文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「お察しします。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。