らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1490. それじゃプロと言えないぞ。

Scenario: アメリカ人の私は、和食が好きで和食レストランで働いている。最近はやっと包丁を持てるようになった。しかし、奥の深い和食の世界を完全にマスターするのは難しい。日本人のシェフはとても厳しく、今日はこう言われてしまった。


「それじゃプロと言えないぞ。」



"I guess you just went pro too early."



【ポイント】"pro"(プロ)の使い方。



"pro"は、"professional"の略で、日本語でもほぼ英語と同じように使っていると思います。


基本的に、音楽、芸術、スポーツ、趣味などを「職業」としている場合に「プロ」と言います。また、「職業」ではないものの、長年やっていて熟練の技があったり、飛び抜けて上手だったりする場合にも使います。


名詞と形容詞の形があります。


今日のフレーズの使い方は、"go pro"で、「プロになる」という意味です。"early"の「早い」は速度の"fast"ではなく「時期」のことです。


"go pro"は、"turn pro"とも言います。"go"の後ろに直接名詞は来ないので、この場合の"pro"は形容詞です。"go mad"(頭がおかしくなる)と同じ用法です。


"go"や"turn"の代わりに"be"や"become"も使うことがありますが、"pro"には「始めは上手くなかったが訓練を積んでお金がもらえるようになった」ニュアンスがあるので、"go/turn pro"がよく用いられます。


使い方


名詞として


Some amateurs are given the chance to play with pros.
アマチュアの中には、プロと一緒にプレーする機会を与えられる人もいます。


a golf/tennis pro    ゴルフ/テニスのプロ


A pro teaches two sessions a day.
プロが一日に2コマ教えています。



形容詞として


a pro tennis player
プロのテニスプレーヤー


a pro wrestler
プロレスラー


Most young talented players are determined to go/turn pro.
若い才能ある選手の多くは、プロになることを決意している。


"pro"を使って会話文を作ってみましょう。できたらコメント欄で送ってね。
明日は、「誕生日、丁度1か月違うんだよね。」です。読んでね。


Englishラボのらぼでした。