らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1487. それはないわ。

Scenario: 友人が付き合っている彼はとても優しくてお金持ち。過去に付き合っていた彼女とは半年前に別れたらしい。友人は彼と結婚したいと言っているが、なかなかプロポーズしてもらえないと言っていた。昨日私はその彼が元カノらしき女性とかなり親しく話しているところを目撃し、そのことを友人に言うとこういった。

「それはないと思う。」



"I don't buy that."



【ポイント】"buy"が「買う」という日本語にならない場合。


今日のフレーズは、日本語表現では、話の流れで次のようになることもあります。



「信じられない。」
「何かの間違いよ。」
「そんなことない。」
「ウソでしょ。」
「その話は乗れないな。」
「私はパス。」
「それ、アヤシイ。」


などです。


"I'll buy that."は、その反対で、


「その話、あり得るね。」
「乗った。」
「分かったわ。」
「いいわよ。」
「それ、いいねー。」
「信じるわ。」


となります。



今日のフレーズの"buy"の説明は次のようなものです。(ロングマンより)


informal
 to believe something that someone tells you, especially when it is not likely to be true
非公式な言い方
本当ではなさそうな話をされて、それを信じること


否定文だと、「本当ではなさそうな話をされ、それが信じられないこと」となります。


使い方


‘Let’s just say it was an accident.’ ‘He’ll never buy that.’
「事故だったということにしておこう。」「彼は絶対そんなの信じないよ。


‘It’s her birthday, but I told her I had to work late.’ ‘She’ll never buy that!’
「彼女の誕生日なんだけど、残業があるって言っちゃったんだ。」「彼女にそんないいわけ通じるはずがない。



"buy"を「信じる」というニュアンスで使っている会話を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「札束をちらつかせてました。」です。読んでね。

Englishラボのらぼでした。