らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1552. 代わってくれない?いいよ。

Scenario: コンビニでアルバイトしているのだが、来週大学で新入生歓迎会があるので、シフトを代わって欲しいと他のスタッフに電話してお願いした。


「代わってくれない?」「いいよ。」




"Can you cover for me? " " I think so."



【ポイント1】"I think so."が、「いいよ。」になる場合。



"I think...."と言えば、日本語では、「思う」という表現で使うことが多いと思いますが、その「思う」にも使い方によって、違うニュアンスが含まれています。


ロングマンで整理します。


①to have a particular opinion or to believe that something is true
特定の意見を持つ、または、あることが本当だと信じること


これは、結構強く信じているというニュアンスが伝わります。


Do you think I should call him?
彼に電話すべきだと思う


I think it best to apologize first.
まずは謝るのが一番良いと思うよ



② to use your mind to decide about something, form an opinion, imagine something etc
何かを決めたり、意見をまとめたり、何かを想像したりするときに頭を使うこと


She thought very carefully before answering.
彼女は答える前に十分考えた


Wait a minute – I’m thinking.
ちょっと待って。考えてるの。


今日のフレーズの"I think so."は、相手が、"Can you ~?"で「~してもらえますか?」と実際は相手にお願いするときの言い方なのですが、英語表現で"Can you ~?"と聞いているので、答えは、"Sure."や、"No problem."だけでなく、 "I think so."(I think I can.)を使うこともできます。この場合、「自分はいいけれど、店長に了解を得ないと・・・」といったニュアンスが伝わります。


③to have words or ideas in your mind without telling them to anyone to remember something
誰にも言わずに心の中で言葉や考えを持つこと


‘How stupid!’ he thought.
「馬鹿げてる!」と彼は思った


I was just thinking what a lovely time we had yesterday.
昨日はすごく楽しかったなと思ってました




【ポイント2】"for"は、「~の代わりに」というニュアンスで使うことが多い。


日本語で、"for"の意味を説明するときに「~のために」という表現を使うと結構どの場合でも応用できるかもしれません。


しかし、「~の代わりに」というニュアンスを持つことが多いということを意識すれば、使う範囲が広がります。


"Can you do this for me?"


自分ができないことを他の人に頼むときは、特に「~のため」というより、「~の代わりに」といった人を助けるニュアンスで使います。

I looked after the kids for them.

彼らの代わりに私が子供の面倒を見た。→彼らの子供の面倒を見た。

Let me carry that bag for you.

あなたの代わりにそのバッグを持つよ。→君のバッグを持ってあげよう。


What can I do for you?
あなたに代わって私ができることは何ですか? → ご用件は何ですか?




"I think so."が出てくる会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「これで目が引き立つわ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。