らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

177.ずっと待ってんですけどまだでしょうか。

 Scenario : 会社の健康診断で、すい臓に異常が見られるので、病院で精密検査をしてもらうよう言われた。気になるので、評判のいいクリニックを友人に紹介してもらって行ったのだが、待合室には溢れんばかりの患者さんが・・・。2時間待っても名前を呼ばれないので、こう言った。


「ずっと待ってんですけどまだでしょうか。」



 "I've been really patient."



【ポイント1】「待ってる」、「我慢してる」という意味で、"patient"という形容詞を使う。


「長い時間」とか、「辛い状況だけど」といった場合に"patient"を使って「待つ」を表現できます。


電話がなかなかつながらないとき
すぐに返事ができないとき
順番にお呼びしてますというとき


などに、"Please be patient."と言うといいです。


お待たせしております。は、"Thank you for your patience."と名詞形で使うといいです。


【ポイント2】時間の長さは完了形で表現する。



「~している」だけでは、進行形を使うのか完了形を使うのか迷いますね。


進行形は、「丁度~している(していた)ところだ(だった)」という日本語がピッタリです。つまり、ある時点で、動作をしていたことを表します。


母が帰ってきたとき、丁度お風呂に入っていた。
When my mother came home, I was taking a bath.


のように。


完了形は、「今までずっと(そのときまでずっと)~している(していた)」という表現が合います。その時点で動作がこれからも続きそうなら、完了進行形です。


母が出かけてから今までずっとテレビを見ていた。
Since my mother left home, I've watched TV / been watching TV. 


"when"と"since"という接続詞との組み合わせも重要なポイントです。
日本語表現だけで判断しないようにしましょう。


Englishラボのらぼでした。