らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

180. 大いにどんちゃんやろう!

Scenario : 仕事で大きな取引が成立した。プレゼンテーションの準備でかなり討論を重ね、時間をかけた甲斐があった。今日は打ち上げだ。


「大いにどんちゃんやろう!」



"We're gonna have a field day!"



【ポイント】メタファー(比喩)を使った言い方を使って雰囲気を出す。


「運動会」は一般に、アメリカンイングリッシュでは、"a field day"、ブリティッシュイングリッシュでは、"a sports day"になります。運動会はとても盛り上がるイベントですから、みんなが集まってワイワイやるパーティーを"have a field day"と表現します。


ロングマンには、"have a field day"の定義として次のようなものが上げられています。


informal to have a chance to do a lot of something you want, especially the chance to criticize someone
口語でやりたいことをおおいにやる機会をもつこと。とくに人を批判する機会となるとき


日本語では、「今日は無礼講でいきましょう!」などということがありますが、上下に関係なく、言いたいことを遠慮無く言うような場合、また何か失礼があっても大めにみるような場合のニュアンスがあります。


「ハチの巣をつついたような大騒ぎ」という表現は、予期しないような結果を急に知らされたとき、(特に良くない内容について)使うと思います。報道関係でいうことが多いように思います。


ロングマンでは次のような例が示されています。


The newspapers had a field day when the trial finished.
新聞各紙はその裁判が結審したとき、ハチの巣をつついたような大騒ぎだった。


Englishラボのらぼでした。