らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1630. その家、築150年です。

Scenario: 古民家をリフォームして住むことを推奨している町があって、見学会に出かけた。何軒か回っているうちに、とても気に入った間取りの家があったので、担当者の人の説明を聞いた。そこでまず言われたのが・・・。


「その家、築150年です。」


古民家リフォームの一例。こちらからです。)



"The house is one hundred fifty years old."



【ポイント】"~ years old"は万能な表現。


"I'm 20 years old."を、「20歳です。」と訳すことは簡単ですが、考えてみると、"old"は形容詞で、それを日本語では、「歳」と言わなければなりません。


"How old are you?"を、「どれだけ古いですか?」と訳す日本語ネイティブはいないでしょうが、「何歳ですか?」と日本語で表現をするというのは、英語ネイティブにとっては、難しいかもしれません。「何+歳」となっていますから。


それが家だと、「築~年」になります。
反対にこれを英語にする場合、


"How many years has it been since this house was built?"


と聞くと、


"(It's been) 150 years."


という答えが返ってくるでしょう。


しかし、


"How old is this house?"  
"(It's) 150 years old."


なら簡単ですね。(150だけでもいいですが。)


「この手紙、3か月前に届いたものだよ。」は、どうですか?


"This mail is 3 months old."


でいいのです。過去形でなく、現在形を使っています。


「3歳児」は、"a three-year-old child"のように、ハイフンで単語をつないだ形容詞で表現でき、同じように、「500年前の刀」は、"a 500-year-old sword"と言えます。(このとき、"year"は複数形になりません。)




"old"を使って、日にちや年代がたっているものの話をしている会話文を考えてみましょう。出来たらコメント欄で送ってね。


明日は、「トラブルを招くだけよ。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。