1631. トラブルを招くだけよ。
Scenario: アメリカ人の夫が、娘の英語の試験で、"What's your name?"の答え方として、娘が"I'm Sara."と書いてバツだったのはおかしいと言って、マルにするように英語の先生に言いに行くという。娘は学校の先生を信用できなくなるし、英語の先生は変わることはない。そこでこう言った。
「トラブルを招くだけよ。」
"You are just asking for trouble."
【ポイント1】"ask for"の便利な使い方。
"ask for ~"の使い方には4パターンあります。
マクミランを参照してまとめます。
① "ask for + もの"という使い方をする場合
「~を要請する」
「~が欲しいと頼む」
「~を要求する」
使い方
He’s always reluctant to ask for anyone’s help.
彼はいつも人に助けを求めるのを嫌がる。
② "ask for + 人"という使い方をする場合
「~に面会を求める」
「~に用がある」
「~を訪ねてくる」
There’s someone in the shop asking for the manager.
マネージャーに用があると言って店に誰かが来ている。
③ "be asking for+もの"という使い方をする場合
「何か良くないことがおこるように仕向けている」
She’s asking for trouble speaking to people like that.
彼女があのような話し方をするのはトラブルの元だ。
④ "couldn't + ask for + もの"という使い方をする場合
「その他に何も求めることはできない」→「これ以上は望めない」
使い方
We couldn’t have asked for better weather.
これ以上の天候は望めない。
【ポイント2】"be asking for trouble"は、常に進行形。
「人がトラブルを求めている」になりますが、実際に望んでいるのではなく、「望んでいるようなものだ」という意味になります。
ロングマンの説明を読みます。
be asking for trouble
to do something that is very likely to have a bad effect or result
確実に悪い効果や結果になりそうなことをすること→トラブルを招く
使い方
Saying that to a feminist is just asking for trouble.
フェミニストにそういうことを言うのはトラブルのもとになるだけだよ。
"be (just) asking for trouble"を使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。
明日は、「もう少しこの辺にいるわ。」です。
読んでね。
Englishラボのらぼでした。
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