らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1673. 来週でアポ取り直します?

Scenario: 今日歯医者に行く予定だったが、急用ができて行けなくなった。電話でそのことを伝えるとこう言われた。


「来週でアポ取り直します?」




"We can reschedule you for next week."



【ポイント1】単語の始めに付いている接尾辞の"re"の3つの意味


"re"の後にハイフンが付いている場合もあれば、ひとつの単語として使われている場合もあります。"re"の働きは次の3つに分類されます。(ロングマンを参照しています。)


① again    再び


The interview was rebroadcasted.
そのインタビューは再放送された



② again in a better way    やり直す


She asked me to redo the essay.
彼女は私にエッセイのやり直しを求めた。



③ back to a former state      元通りにする


After years of separation they were finally reunited.
彼らは何年も離ればなれだったが、ついにまた元に戻った




【ポイント2】スケジュールに関する表現


相手によって言い方を変えた方がいい場合があります。基本的に親しい友人には短く、そうでない人に対しては長いほど丁寧な感じがします。


すぐに使える表現を挙げてみました。


Are you free tomorrow? 


「明日、ヒマ?」と、伝わる場合もあります。忙しいビジネスマンだと、"I'm always busy, but I'm available.."と言われるかしれませんから、相手によれば、


"Do you have time tomorrow?"


がいいと思います。



Are you available tomorrow?


スケジュールに関しての会話では問題なくよく使われる言い方です。しかし、状況によっては、"available"は人を主語にして使わない方が良いと言われたことがあります。"I'm available."と言うと、性的な意味を含む場合があるからです。"He's available."は、「彼、彼女いないわよ。」という意味になることもありますから、状況をとらえて使いましょう。



He/She’s pretty booked up.


受付の人や、秘書がスケジュール管理している場合、「すごく混んでるんですよ。」とか、「スケジュールがいっぱいなんです。」という意味で使います。自分でスケジュール管理している人は、"I"を主語にしてもいいと思います。


He/She's fully booked for the next 3 months.


をつけると、「3か月先まで予約で一杯なんです。」となります。



Is three o'clock good time/convenient for you?


"convenient"は、「都合がいい」という意味でスケジュール管理によく使われますが、日常的には、"good time/day"のほうがよく使われています。



「先約がある」と言うのは、


I already made plans.
I have plans.


を使うといいと思いますが、断る場合はこれだけでは不十分で、「残念だ」、「ごめんなさい」、「そういってくれるのはありがたいけれど」などを付け加えることと、他の日なら大丈夫という一言をつけることが大切です。


That would be nice, but unfortunately + I already have plans.


Thank you for the invitation, なども使えます。


親しい人に対しては、


Rain check, OK?    (また、声かけてくれよな?)


といった言い方もできます。



予約がいっぱいで、希望の日以外の日を提示された場合、


"It’s/That’s just as well" かえって好都合です。


という言い方があります。


詳しくは、こちらで説明しています。


スケジュールに関する会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「分かってくれたかな?」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。