らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

186. 母娘で組むのっていいわよ。2倍楽しい。

Scenario : 地域のテニス大会に家族で参加した。テニスのダブルスに、娘と組んで参加した。結果は惨敗だったが、楽しかった。


「母娘で組むっていいわよ。2倍楽しい。」



"I love mother-daughter teams.  It's twice as much fun." 


【ポイント1】名詞をハイフンでつないで形容詞を作る。


"mother-daughter"と2つの単語をハイフンで繋ぐだけで、「母と娘の」という形容詞になります。ハイフンでつなぐ名詞は単数可算名詞を冠詞なしで使います。and を入れることもあります。


father-son relationship → 父と息子の関係
student-teacher relationships → 生徒と先生の関係
mom-and-pop stores  → (夫婦でやっている)小さな商店


【ポイント2】"fun"はもともと名詞。形容詞は"funny"じゃない。

日本語でも、「おもしろい」と「おかしな」は違います。
"That's funny,"は、「それ、おかしい。→不思議だ。」となり、

"That's not funny,"は、「おかしくない。→変じゃない。→笑い事じゃない。」といった意味になります。


"That's fun."で、"fun"が無冠詞の不可算名詞なので、形容詞のようにも見えます。
そのため今では、"a fun day"のように形容詞としても用いられていますが、比較級はfunnerではなく、"more fun"です。ふざけて、”funner"を使ったネイティブがいましたが。。。(^_^)


そこから"more fun"の原級は"much fun"とも考えられ、
It was not as much fun as I thought. 
それは思ったより楽しくなかった。
という文が考えられ、
[思ったより」を省略して、「そんなに面白くなかった」だけにするために、後半の"as I thought"を省略する。すると、It was not as much fun.となり、その肯定文が、"It was as much fun."と考えると、今日の"It's twice as much fun."の文法的な理解ができたように思います。


Englishラボのらぼでした。