らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1683. メモります?

Scenario: 近所の人が珍しい野菜を持って来てくださった。食べたことのない野菜だったので、料理の仕方を聞いたら、丁寧に説明してくださり、私が一生懸命覚えようとしていたのを見て、こう言われた。


「メモります?」



"You might wanna write that down."



【ポイント】"might want to"を使って伝わること


会話ができるということは、状況に応じて正しい表現が使えるということです。


"might"は仮定法になります。


"You might want to /wanna ~"は、直訳すると「(もし、~するなら)、あなたは~したいかもしれませんね」ですが、日本語表現では、次のような感じになります。


~したほうがいいんじゃないかしら?
~なさったらどうかしら?
~するといいと思いますけど。
~なさりたいんじゃありません?
~したほうがいいかもしれませんね。
~なさる?


仮定法を使っているということで、少し丁寧な言い方として伝わると思います。(上の表現はちょっと奥様口調になってしまいました。お上品な奥様独特のいい方ではありません。少し丁寧な程度です。)


コマーシャルで、商品がどんなに素晴らしいかを説明したあと、これからその商品をどのように購入すればいいのか説明する前の、「メモのご用意を!」といったような一言も英語ではこの言い方がいいと思います。そこには、強制ではなく、「買いたいと思われたなら」といった相手の意思にまかせるニュアンスを含むからです。


使い方


I think you might want to talk about what you need in advance.
事前にご自分に何が必要か話しておかれた方がいいと思います。


You might want to call and apologize to your brother.
お兄さんに電話して謝っておいた方がいいかもしれませんね。




"you might want to"を使った会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「まだまだ修行中です。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。