らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1684. まだまだ修行中です。

Scenario: 小学生のころから習字をならっていて、高校生になった今は、習字部に入って腕を磨いている。作品は何度か入選しているが、今回国立美術館に展示されることになった。有名な先生からお褒めの言葉をいただき、恐縮して次のように答えた。


「まだまだ修行中です。」


(本のタイトルにもなっています。)


"I'm still growing."



【ポイント】もっと様々な場面で"grow"を使おう。


"grow"を使う場合、「(子供が)成長する」という意味で使うことが多く、「(何かが)大きくなる」という意味では、"become/get + 形容詞"や"increase"、"go up"を使っても言うことができるので、基本的な動詞の割には、会話の中で意外と使っていない動詞かもしれません。


今日は、「もっと様々な場面で"grow"を使ってみよう。」をテーマに、すぐに使える"grow"をいくつかご紹介します。


① 自動詞として1語で使える。


今日のフレーズでは、「自分が成長の過程にある」、「これからまだ伸びる」といったニュアンスが伝わります。まさに、日本語表現の「修行中です」といった感じが表現できます。


He's still growing. は、「彼にはまだまだのびしろがある。」なんていう日本語表現だってできます。


さらに、


Support for Mr Thompson is growing.
トンプソン氏への支持は高まっています。


のように、「高まる」、「強まる」という表現ができます。



② "grow by ~"で度合いを表す。


Sales of new cars grew by 10% last year.
去年の新車の販売は1割伸びた。



 ⓷ 変化は"grow from ~ to ~"が使える。


The number of students has grown from 200 to  500.
生徒数が200人から500人に増えました



"grow in ~"で、何が成長しているのかを説明する。


This company is still growing in size.
この会社はまだまだ規模を拡大している。


Skiing has grown in popularity.
スキーの人気が高まってきている。



⑤ 植物や野菜に使える。


These trees grow well in most types of soil.
これらの木はほとんどどんな土でも良く育つ


Many families own plots of land to grow food.
多くの家庭が食糧を作るための畑を持っている。


The growing season is from April to September.
4月から9月にかけてが成長期です。



⑥ 髪や爪に使える。


I’ve decided to grow my hair long.
髪を伸ばすことにした。



子供の成長以外の話題で、"grow"を使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「それもそうだな。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。