らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1696. で、どうする?

Scenario: 夫と子供を連れて、犬の散歩をしている。そろそろ帰ろうとしたとき、公園の隅で数匹の生まれたばかりの猫が段ボールに入れられて置き去りになっているのを見た。子猫の中には弱ってぐったりしているものもいる。犬は猫に近づこうとするし、子供は泣きだすしでどうすればいいか分からず、夫にこう言った。。


「で、どうする?」




 "So, what’s the plan?"



【ポイント】「計画」、「プラン」という日本語表現では物足りない場合がある。


今日のフレーズの、"So, what's the plan?"を、


「それで、計画は?」
「そうすると、計画はどうなります?」
「それで、どんな計画ですか?」


とすると、ビジネスシーンを思い浮かべます。


"plan"は、主に2つの意味があります。(ロングマンより)


① something you have decided to do
こうしようと決めたこと


② a set of actions for achieving something in the future, especially a set of actions that has been considered carefully and in detail
将来、何かを達成するための一連の行動、特に慎重かつ詳細に検討された一連のもの


今日のフレーズは①の意味で使っています。自分では決められないことを、相手がどう決めたのか聞いている感じです。予想できなかったことが突発的に起こって、一緒にいる頼れる人の判断を聞きたいときに使うといいと思います。


英語の"plan"が日本語表現の「計画/プラン」以外になるパターンとしては、次のようなものもあります。


"Now, I have a plan."
折角の休日なのに、何もすることがなくて退屈だ。一人で出かけても楽しくない。そんなとき、友人から映画を見に行こうという誘いを受けた。
「わーい、お出かけだー。」など。


"We’re going to find a restaurant and do lunch. That’s Plan A."
「レストランを探して、ランチする。それがひとつね。」
(他にも考えがあるということが伝わります。)


"Always have a plan B."
「常にそうならなかった場合も考えとけよ。」
(当初の選択ができなくなった場合のこと)



"plan"が、「計画/予定/プラン」以外の日本語表現になるような会話文を考えてみましょう。できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「明日から高三かー。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。