らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1715. 彼は私のアッシー君。

Scenario: 今日は高校の同窓会があって、とても盛り上がり、二次会まで参加してしまった。電車の本数も少なくなっていたので、友人に電話して迎えに来てもらうことにした。店の入り口に来た車の運転手が若い男性だったので、「彼氏なの?」と聞かれ、こう答えた。


「私のアッシー君なの。」




"He is kind of my cheufeur friend."



【ポイント1】"kind of"と"a kind of"の使いわけ。


会話の中で"kind of"を使うことがありますね。また、"a kind of"も聞いたことがあるでしょう。"a"が付いているか付いていないかの違いですが、使い分ける必要があります。


"kind of"とは?


アメリカ英語では、"kinda"と書かれることがあります。会話の中で用いられます。
"sort of"と言われることもあります。副詞として使われます。
ロングマンに定義が記載されています。


kind of
 slightly but not exactly, or in some ways
少しだけで、正確ではない、あるいはある程度


使い方


I’m kind of glad I didn’t win.
勝たなくて良かったって感じの色

He’s kinda dumb, isn’t he?

彼、ちょっと間抜けじゃない?



"a kind of ~" はそのまま、「~の一種」ですから、「そのものずばりではない」、「その類いのもの」といったことです。


ロングマンの定義は次のようなものです。


a kind of (a) something
spoken used to say that your description of something is not exact

正確ではない説明をする時に用いる 


使い方

a kind of reddish-brown color

赤茶色っぽい感じ
まあ言えば、赤茶色
どちらかといえば赤茶色に近い


など日本語で表現にすると、色々な表現ができす。


The form shows the letters up in a kind of 3-D relief.
その形が文字を一種の立体的レリーフのように浮き上がって見せているのです。


"a kind of"は、"that kind of"、"all kinds of"、"two kinds of"のように変えることができます。




【ポイント2】"friend"の前に名詞や形容詞を置いてみよう。


バブル時代、「アッシー君」や「ミツグ君」という言い方がありました。
大抵ボーイフレンドの別の意味で使っていたと思いますが、「アッシー君」は、「いつも車で送迎してくれる(便利な)彼氏」といったニュアンスで、いわゆる「本命ではない」彼氏だと言いたいときに使われていたように思います。「ミツグ君」は、たくさんプレゼントをくれる彼氏のことです。


そこで英語表現を整理します。 (ロングマン参照。)


an old friend ⇒ 旧友
a lifelong friend  ⇒ 生涯の友
a childhood friend  ⇒ 幼なじみ
a school friend ⇒ 同じ学校の友達 (イギリス英語)
a family friend ⇒ 家族ぐるみでお付き合いしている友達
a personal friend ⇒ 個人的な友達
a mutual friend ⇒ 共通の友達
a trusted friend ⇒ 信頼できる友達
male/female friends ⇒ 男/女友達


アメリカ英語では、"friend"の代わりに"buddy"を使うこともあります。


"I didn't realize you were lunch buddies."
あんたたちランチ一緒にしてるなんて知らなかったわ。


『赤毛のアン』では、"bosom friend"(腹心の友)という表現が出てきましたが、文学的で一般の会話ではほとんど使われていないと思います。


"chauffeur"はフランス語で、発音は、[ʃoufə́ːr]、(ショウファア)です。「お抱え運転手」のことです。



「アッシー君」が、"my cheufeur friend"だとすれば、「ミツグ君」はどう表現すればいいのでしょう?同列にする表現として、"my (            ) friend"という単語を作るとすれば、カッコにどんな単語を入れますか?コメント欄で教えてね。


明日は、「軽くすませてきました。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。