らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1784. 今立ってるところの光がバッチリだ。

Scenario: 今日は七五三のお祝いをして、食事の後、自宅で記念写真を撮ったのだが、夫はスマホ片手に娘にこう言っていた。


「今立っているところの光がバッチリだ。」




"Light's perfect where you're standing."



【ポイント】関係詞の先行詞の位置は、関係詞の直前とは限らない。


関係詞(関係代名詞と関係副詞)は、前の名詞を修飾するために置かれるものですが、必ずその名詞が関係詞の直前にあるとは限りません。


今日のフレーズは関係副詞の"where"は、文頭にある"light"にかかっています。


Light where you're standing is perfect.


となります。


Light +where (=in the light⇒in which) you are standing  + is perfect. 


という関係を作り出す"where"ですが、Lightと動詞の"is"が離れてしまい、文全体のバランスが悪いので、


"where you are standing"と"is perfect"の順番を変えたのです。関係詞でまとめられた部分は、そもそも修飾語に当たるものなので、後ろに回されても何を修飾しているのか、分かり安いものになっています。


この手法は、関係詞の"when"にしばしば現れます。


「~の時がやってきた/来るだろう」というパターンです。


The time has come when AI can write articles.
AIが記事を書く時代がやって来た。


The day will come when a cure for all cancers will be possible.
あらゆる癌の治療が可能になる日が来るだろう。


関係詞の"where"が先行詞と離れている例を、今日のフレーズに当てはめて作ってみましょう。


The playground should be constructed where children can enjoy baseball.
子供たちが野球を楽しめるような運動場を作るべきです。


No bus stops can be found where benches are provided in this neighborhood.
この界隈にはベンチのあるバス停は見当たりません。



関係副詞の"where"が先行詞と離れている例文を作ってみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「こう言っては何なんですけど・・・。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。