らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

199. 34のオッサンです。

Scenario : 転職して、課の初めての顔合わせの日。新入社員らしい人がぞろぞろ入ってくる。見るとほとんどが大卒入社らしく、随分若い。自分はすでに10年以上他の会社で勤めていたので、特に年齢差が目立つ。自己紹介の順番が来たので、まずこう言った。


「ワタクシ、34のオッサンです。」



"I'm an old man at 34."



【ポイント】「お年寄り」、「老人」、「年寄り」、「高齢者」のニュアンス。


一般に「高齢者」という場合は、
senior citizens   がよく用いられます。


"old"を使うと、馬鹿にしたような感じで失礼にあたります。今回の例のように、自分に対して自虐的に言うと笑いを誘う雰囲気になる場合がありますので、上手に使いましょう。


「お年寄り」と一般的に無難な言い方は、
"an elderly person"
"elderly people"
"the elderly"
と、"elderly"という形容詞を使うといいです。
「the + 形容詞」 で、その形容詞の性質を持った「人々」をさすことができるので、「若い人」は、"the young"が使えます。"elderly"は"-ly"がついていますが、副詞ではなく形容詞です。"friendly"もそうです。
「シルバーシート」のように「シルバー」は高齢を指すわけではないので注意しましょう。和製英語です。


さらに、アメリカ英語では、"old lady"tとすると「オバハン」といった響きがします。


"Dirty Old Man"という、"The Three Degrees"の歌がありましたが、「いやらしいオッサン」ということです。。。(^_^)



The Three Degrees - Dirty Ol' Man (1974)


Englishラボのらぼでした。