らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

1918. 今日はデザートやめとこう。

Scenario: 友人と新しくできたカフェに行ってみた。とっても素敵な雰囲気のカフェで、メニューも豊富だ。頼んだランチは結構ボリュームがあったので体重が気になる。いつもはデザートを頼むのだが・・・。



「今日はデザートは食べないようにしよう。」





"Let's try not to eat desert today."



【ポイント】"try not to ~"を使おう。


"try to ~"は、「~しようとする」という日本語表現で覚えていると、


「家を出ようとしたとき、友人に会った。」とか、
「電話をかけようとして、スマホを取り出した。」


に"try to"を使ってしまって、間違って伝わってしまうことがあります。


"try to"の表す「~しようとする」は、「努力」が伴うものです。
上の二つの日本語表現は、「努力」ではなく、それぞれ、


「(ちょうど)~しようとする」⇒ be about to ~ / be ~ing / be going to
「(~するために)~しようとする」⇒ to ~ / so that SV.....  / in order to ~


になります。


"try to"を使う場合については、ロングマンに次のように説明があります。


to take action in order to do something that you may not be able to do
できないかもしれないことをするために行動を起こす


He tried to control his voice.
彼は自分の声を抑えようとした


そして、今日のフレーズにあるように、不定詞の意味を否定して、


「~しないようにする」


という意味にするためには、不定詞の前に"not"を置きます。


She was trying not to cry.
彼女は泣かないようにしていた


このパターンでよく使われるのは、


"tell +人+not to ~”
「人に~しないよう言う」


"ask +人+not to ~"
「人に~しないよう頼む」


があります。また、


take care not to ~
be careful not to ~


で、「~しないよう注意する」です。


「試す」という意味での"try"は、


"try ~ing"


になります。


They decided they would try living in America for a while.
彼らはしばらくアメリカに住んでみようと決めた。


"try +名詞"で、


「~(名詞)を試す」は、「~を食べてみる」という意味にもなります。


I'll try Nigiri-zushi.
にぎりずし、食べてみます



"try not to ~"を使って会話文を考えてみましょう。
できたらコメント欄で送ってね。


明日は、「お休みのところ、すみません。」です。
読んでね。

Englishラボのらぼでした。