らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

242. 私もそうだったのよ。

Scenario : 中学時代は暗黒だった。いじめで苦しんだ。高校になって、親友ができた。何でも話せる友人だ。初めて自分の辛かった中学時代を話すことができた。すると、こう言った。。。


「私もそうだったのよ。」


"I was there."


【ポイント】「そこにいた。」の表す意味は広い。


"I was there."というのは、「私はそこにいた。」ということですから、"there"が文字通り場所を表すときは、
「私はそこにいたのだから、間違いない。」
「私はこの目で見たんだ。」
という意味で使われますが、"there"を時の流れの中の一点というとらえ方をすれば、"there"が自分が過去にした経験ととらえることができます。そこから、
「やったことあるよ。」
「経験済みだから。」
「自分にもそういう経験あるよ。」
といった意味になります。


また、現在形で、"I'm not there (yet)."というと、「自分はまだそこにはいない。」つまり、まだ準備ができていない。という意味になります。
”(You are ) almost there."になると、「あと少しだよ。」という励ましのひと言になります。


Englishラボのらぼでした。