らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

427. ごめん、会議が延びちゃってさ。

Scenario : 今日は息子の6歳の誕生日だ。ウチでお祝いするというので、早く帰る約束をしていた。ところが会議がなかなか終わらず、電話もできない状態。やっと終わったのが7時。急いで電話してこう言った・・・。


「ゴメン、会議が延びちゃってさ。」



"Sorry, the meeting ran late."



【ポイント】"run"は「走る」だけではない。



"run"には、「走る」の他に、「~を経営する」という意味があるのは、学校で習うと思います。特に、自動詞と他動詞で意味が全く異なるものという内容で、テストにもよく出されます。「全く違う」とは言いますが、「一方方向、または何かに向かって、動く(動かす)」というイメージでとらえると、


●エンジン          keep the engine running    → かけっぱなしにする
●車        a bus service runs  → バスが通ってる
●選挙          run in the election  → 出馬する
●組織                run the company → 経営する
●コンピュータ   run a program  → プログラムを作動させる 


と言えます。


ロングマンに次のような例文があります。
Andy kept things running smoothly while I was away.
アンディは僕が出張の間、事を滞ることなく進めてくれていた。


The course runs over a three year period. 
その講座は3年で終了となります。


"run late"は、よく進行形で使われます。


I’m running late, so I’ll talk to you later
遅れちゃう。後で話すね!


"late"だけでなく、"on time"と一緒に使うこともあります。


If the train runs on time, we’ll be there by ten.
電車が時間通りに走ってれば、10時までには着くよ。


Englishラボのらぼでした。