らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

469. 一芸入学っていうのがあるよ。

Scenario : 今年はいよいよ受験の年だ。詳細な傾向と対策を立てるため、志望校を決めなくてはならない。何回か進路を相談しているうちに、先生が勧めてくれた大学に、通常の試験ではなく、いわゆる「一芸入学」があるというのだ。小さいころからピアノをやっていて、コンクール入賞経験もある自分にいいのではないかと言われたのだ。


「ここはね、一芸入学っていうのがあるんだ。」



"They have a magnet program."



【ポイント】"magnet"(マグネット)の持つ意味を生かした表現がある

"magnet"は、いうまでもなく「磁石」ですが、そこから「何かを引きつけるもの」という意味で使われます。


"magnet programs"は、大学が持っているいわゆる「特別コース」というものです。
大学だけではなく、幼稚園や小学校では、いわゆる「英才教育」、「スポーツ幼稚園」のように、才能を見つけ出してそれを伸ばすことを目標にした学校があったり、高校では、特に理系科目に特化したクラスを作ったり、英語が得意な生徒を集めたりしています。


その他、「引きつける魅力」という意味で比喩的に使えます。


The area has become a magnet for small businesses.
中小企業にとってそのエリアは魅力的な地域になっている


She drew men to her like a magnet.
彼女の行くところ行くところで男が寄ってきた。


ところで、
I'm a mosquito magnet.
ってどういう意味でしょう?

私、蚊に刺されやすいんだよね。


蚊には気に入られたくないですね。


Englishラボのらぼでした。