らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

466. マスク需要で儲けてるのね。

Scenario : コロナの影響でどこの店でもマスクは売り切れ。ネットでは、マスクの値段が跳ね上がり、かなりの値段で取引されているらしい。


「マスク需要で儲けてるのね。」



"They cash in on a face mask shortage."


【ポイント2】「売りものにする」の表現の表すものに気をつけよう。


"cash in"→ 現金を得る  on ~ → ~を元にして


というニュアンスがあるので、売っているものに批判めいた響きがする場合があります。状況を踏まえて使いましょう。


「人の不幸を売り物にする。」「人の不幸につけ込んでもうける。」といった意味になることがあります。


コロナウィルス感染で、マスクが転売されている、という状況なら、


They are cashing in on coronavirus pandemic by selling face masks.


となります。


「この会社は彼女の知名度を売りものにしている。」
This company is cashing in on her fame.


ほかに、「売りもの」というと、「非売品」というときに、「これは売り物ではありません」ということがあります。そのときはこうなります。


「これは売りものではありません。」
This is not for sale.


お店の特色を出すために特に力を入れて売っている場合は、


「これを売りものにしています。」
We have/sell this as a feature.
The feature of our shop is this.



【ポイント1】お店、レストランの代名詞は"they"。


「店舗」という形で営業しているお店の代名詞は、"they"になります。目的格は"them"、所有格は"their"です。お店は一軒でも、そこで働いている人、また様々な形で関わっている人が複数であることが多いので複数扱いにします。ただ、お店=商売という考えかたではなく、お店=建物としてとらえるなら、単数の"it"でいいです。


しかし、これが疑問文になって「売ってますか?」になると、"Do you sell ~?" になります。


「そこでマスク売ってるよ。」
"They sell face masks."


「マスク売ってます?」
"Do you sell face masks?"


Englishラボのらぼでした。