らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

453. いつでも備えは必要よ。

Scenario : コロナウィルス感染がこんなに大変な事態になるとは、思いも寄らなかった。学校はてっきり入学式を終えて、普通に登校できると思っていた。地震の備えはしていたつもりだが、災難はどういう形で襲ってくるか分からないものだ。だから改めてこう思っている。


「いつでも備えは必要だな。」



"Always good to be prepared."



【ポイント】"prepared"は、「準備ができている状態」を表す形容詞ととらえる。



"prepared"は"prepare"(準備をする)の過去分詞ですが、準備ができている状態を表す形容詞と考えると楽です。


しかし実際は、「準備ができている」という場合、"be(get) ready"という言い方のほうが一般的で、
"be prepared"は、人を主語にして、
「心の準備ができている」→「覚悟ができている」という意味で使われることが多いです。


「~に対して」をつけるなら、
"be prepared for ~"にして、
「~の準備ができている、~の備えができている」という表現ができます。


We are well prepared for the storm.
嵐の備えは万全だ。 


We should be prepared for the worst.
最悪の事態に備えるべきだ。

最悪の事態を覚悟しておくべきだ。


また、
名詞の前に置いて、"a prepared statement"(準備ができている声明)、"prepared reports"(準備が整ったレポート)、というように言うこともできます。この用法は、"ready"ではできません。
× a ready statement


"well-prepared"や、"ill-prepared"として、「よく準備されている~」、「不十分な~」のように使うこともできるので、便利です。


Englishラボのらぼでした。