らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

533. 彼、運転だから飲めないんだ。

Secenario : コロナウィルス感染で閉鎖されていたキャンプ場で、閉鎖が解除されたので、久しぶりにバーベキューをやることになった。3人で乗り合わせて来た友人の一人にビールをつごうと思ったら、別の友人がこういった。


「彼、運転するから飲めないよ。」



"He's a designated driver."



【ポイント】「指定ドライバー」の意味するところは深い


英語で、「お酒を飲む」という場合、具体的なお酒の名前をつけずに、ただ"drink alcohol"ということが多いですす。また、"alcohol"を省略して、"drink"だけで「お酒を飲む」という意味を表すこともできます。


また、ちょっとお年をめした男性に、アルコールを勧めるときに、"what’s your poison?"(何飲みます?)と古めかしい言い方をする場合もあります。



ニューヨークで働く女性はなぜかお酒といえば、「マティーニ」(Martini)というのは、なぜなんでしょう?ま、確かに絵になりますけどね・・・。



アルコール飲料を勧められて断る場合、日本語では、大抵の場合、「私、車なんで。」("Because I'm a car."じゃないですよ。( ´艸`))と言いますが、
直訳すると、"I came here by car."  になりますね。
「帰りに運転しないと行けない」ということを伝えていません。


そこで、


"I'm driving."


にします。


進行形なら、「今、運転中」となりますが、このシチュエーションでは、


「もうすぐ運転するんで・・・。」という感覚になって、結果「飲めない」ということが伝わります。


前半を、"I can't drink much"  にすると、「すぐ酔ってしまう」
また、
"I don't drink alcohol. "は、体調や宗教上の理由で、「アルコールは飲まない」ことが伝わります。


今日のフレーズの"I'm a designated driver"は、「本当は飲みたいけど、一緒に来ている友人が飲むので、今日は自分が運転することになっている」ということが伝わります。


"He's a designated driver."は、「今回は、彼が運転ね。」といった感じなので、3人以上で乗り合わせて来た場合になります。


運転代行は、


"a designated driver service"、となります。


Englishラボのらぼでした。