らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

508. 手間いらずね。

Scenario : コロナ感染の流行の間は、自粛の中買い物に行けなかったので、宅配が役に立った。以前に比べて冷凍食品がとても進化していて、便利で意外とおいしい。自粛は解除になったが、引き続き利用している。今日は3分でできる、揚げないトンカツ。レンジに入れるだけでできてしまうのだ。母がこう言った。


「手間いらずでいいわね。」




"No muss, no fuss."


【ポイント】リズムがいいセリフをユーモラスに言ってみよう。


"muss"は、もともと"mess"(ごちゃごちゃ、めちゃくちゃ)から来た言葉ではないかといわれています。"fuss"は「大騒ぎ」という意味です。"fuss"に合わせて"mess"を変えてしまったようです。


"m"と"f"が違うだけで、あとの発音は、/ʌs/ (ァス)なので、韻を踏んでいてリズムがいいので、"No muss, no fuss."という組み合わせで「簡単に、問題なく済ませられる」というときに使います。ロングマンにも、この組み合わせで例文が載っています。


It works every time, no muss, no fuss.
毎回うまくいくよ、問題なし。


It would be nice if income tax could be figured out in half an hour - no muss, no fuss.
30分で消費税がわかるんだったらいいね。手間いらずだ。


Englishラボのらぼでした。