らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

510. 人が多い所には住みたくないな。

Scenario : コロナウィルス感染流行の非常事態宣言が解除されたが、今後もマスクをしたり、外出を控えたりの自粛生活は、ある程度続けなければならない。人混みを避けることが日常になった今、妻はこういっている。


「人が多い所には住みたくないわ。」 




"I  don't live in a heavily-populated area."



【ポイント】"population"には、"populate"という動詞形がある。


"populate"という動詞は他動詞で、「~を居住させる」という意味になりますが、受け身で使われることが多いです。
"〇〇 is populated by ~"と書いてあることがありますが、「〇〇は~によって住まわれている」というより、「~が〇〇に住んでいる」と言う方が自然です。しかし、人口に関する地理的、社会学的な専門性を感じさせる表現なので、会話では今日のフレーズのように、”-pupulated area"という形で使われることが多いです。


人口過密地域の場合
a densely populated area
a heavily populated area
a highly populated area
a thcily populated area


という言い方があります。


過疎地域の場合
a sparsely populated area
a thinly populated area

a lightly populated area


になります。


「人通りが多い所」
という意味では、「交通量」と同様に、"traffic"という単語を使います。


place with lot of foot traffic  
人通りの多い場所


次の画像を見てください。この中に"traffic"という単語があります。


カーペットの見本の右です。上から
"for high traffic areas"
"for medium traffic areas"
"for stairs, rugs, and formal living areas"
"for high traffic areas


というように、人通りの多さによって、絨毯の種類が違います。


ここには、"foot traffic"という言い方はしていませんが、誤解がないので省略しているんですね。


"human traffic"とすると「人身売買」になってしまうので、気を付けましょう。


Englishラボのらぼでした。