らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

511. 彼、意外と使えるじゃん。

Scenario : 今季新卒で入社した男性は、他の同僚とほとんど話さない。仕事の内容をちゃんと分かっているのか、うまく進んでいるのか分からないが、いつもパソコンに向かって黙々と何かに取り組んでいる。私のパソコンの動作が急におかしくなったので、見てくれるように頼んだら、1分もかからず直してくれた。心の中でこう思った。


「彼、なかなか使えるじゃん。」




"He's proven to be surprisingly helpful."


【ポイント】"prove"は裏付けがしっかりしている場合の「わかる」。


"prove"を「証明する」という意味で覚えていると思いますが、そんなに堅苦しい感じでなく、裏付けがしっかりして説明がつく場合に使えます。
"Can you prove it?"  ← Is it true?
"I can prove it!"             ← It's the truth!
など、"true"や"truth"を使わないで、同様のことが言えます。


ロングマンからいくつか例を拾っておきます。


Tests have proved that the system works.
テストをしてそのシステムが正常に作動することが分かった。


そして、"linking verb"(連結動詞)として、be動詞のような役割もします。


The task proved difficult.
その仕事は難しいと分かった。


He has proved a loyal friend.
彼は忠実な友達だとわかった。

この場合、"prove"の後に"to be"を入れても構いません。


The task proved to be difficult.
He has proved to be a loyal friend.


Englishラボのらぼでした。