らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

512. 屈辱だけど我慢するわ。

Scenario : 飼い主誕生日に買ってきてくれたプレゼントはごうかなドレス。それを着て記念写真をとってくれるらしい。「え~、これ着るの?」、と思ったけど、せっか買ってきてくれたんだから、着て写真におさまった。こんな恰好するなんていつもなら断るけど、いつも優しくしてもらってるし、別段断るりゆうもない・・・。


「屈辱だけど我慢するわ。」




"I'm willing to suffer an indignity."



【ポイント】"be willing to"が「我慢する」ことになるわけ。


"be willing to"で使う時は、次のようなときです。(ロングマンより)


prepared to do something, or having no reason to not want to do it
何か(難しいこと)をする覚悟がある、あるいはやりたくないという理由がないこと


以前、"be willing to"を使うシチュエーションとしてネイティブに次のような場合を言われたことがあり、とても分かりやすかったのでシェアします。
※子供のPTAの役員選出で、なかなかやってくれる人がいない。早く帰りたいのに、決まらないためなかなか帰れない。確かに役員になると忙しくて大変だということを聞いている。しばらく沈黙が続いていたので、「(しょうがないな・・・)私、やりますよ。」と手を挙げた。


やはり、「喜んで~する」とか「進んで~する」、「積極的に~する」とだけ覚えていては、正しく使えないことがあります。


「頼まれたからそうする」「しなくちゃいけないからそうする」という気持ちをもって、日本語では次のようにいう状況があります。


「(みんな断るんだったら)私がやってあげますよ。」
「(こんなことだけど)やっていただいていいかしら?」


こんな感じです。


ロングマンに、なるほど~、と思う例が載っていました。これです。


How much are they willing to pay?
彼らはいくら払ったらいいですか?


Englishラボのらぼでした。