564. 無条件で全額お返しします。
Scenario : いつも通っているスーパーに丸ごとのスイカが並ぶようになった。スイカは割ってみると、中に空洞があったり、熟しすぎて美味しくない物があるが、見分けるのがなかなか難しい。今日、丁度スイカを並べている店の人と話しているとこう言ってた。そんなのがあったら持ってきてください・・・
「無条件で全額お返ししますよ。」
"We refund all your money no questions asked."
【ポイント】"no"の後は、単数形か複数形か?
"no"の定義として、ロングマンには次のように書かれています。
"no" = not one or not any
つまり、名詞の前に置かれて、
数えられる名詞、あるいは数えられない名詞にもつく
(one → 数えられる名詞を表わしている。 any → 数えられない名詞を表わしている。)
ということです。
I have some milk. → I don't have any milk. (不可算)
↓
I have no milk.
I have some questions. → I don't have any questions. (可算)
↓
I have no questions.
I have a question. → I don't have a question. (可算)
↓
I have no question.
ロングマンの例より
There’s no food left in the fridge.
No trains will be affected by this incident.
a house with no central heating
There’s no excuse for that kind of behaviour.
There are no buses on Sundays.
He has no control over his children.
となるわけで、"no"には、「強い反対」を示す用法があり、日本語で、「一つも(一人も)ありません」というように、単数がつくのが普通です。
しかし、次の例にあるように、普通「複数形」で使うのが自然だというような場合は、"no"の後が複数形になっています。
ロングマンの例より
There are no more classes until Monday.
a very plain room, with no pictures on the wall
There are no tickets available.
Englishラボのらぼでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。