らぼのEnglishラボ

会話やライティングに役に立つ英語表現を様々な角度から紹介しています。

580. 地元チームを応援するわ。

Scenario: 高校野球の全国大会がコロナウィルスのために中止になり、がっかりしている。そんな中、今日のテレビニュースで、今日から交流試合という形で行なわれると聞いた。毎年優勝候補の学校が話題になるが、私は出身高校でなくても・・・。


「地元チームを応援してるの。」



"I root for the home town team."



【ポイント】"root"は「根」という意味の他に「応援する」という意味がある。



「応援する」という意味で"root"を使うときには、必ず"for"をつけて「人」を持ってきます。
ロングマンには次のように定義されています。


"root for"
to want someone to succeed in a competition, test, or difficult situation
相手に、競争やテスト、困難な状況に成功してもらいたいと思うこと



You can do it – I’m rooting for you.
あなたならできるわ。応援してるからね。


そして、注目したのが次の定義です。


especially American English 
to support a sports team or player by shouting and cheering
特に米語で
あるスポーツチームに対して叫んだり、力づけたりして応援すること



the Los Angeles fans rooting for the Lakers
レイカーズを応援しているロサンゼルスの人たち


語源から考えると、「~にむかって根を伸ばす」といった感じでしょうか。ずっとそのチームのファンで、その応援のしかたも、負けると一日元気がないくらいの力の入れようといったイメージです。


「(芸能人などの))追っかけ」には、女性に限って次のような単語があります。


"a groupie"
a young woman who follows popular musicians or other famous people around, hoping to meet them
人気のあるミュージシャンや有名人に会いたいと思って、ついて回っている女性


ただ、「大ファンです」というなら、
"I'm a big fan of you."で十分だと思いますが、これでは「追っかけ」までいかないでしょう。


"She is obsessed with him." なら、「彼に入れ込んでる。」といった感じです。


"get into ~”も「のめりこんでる」という感じですが、普通は「もの」に対して使います。


Englishラボのらぼでした。